【連載】コンテンポラリージュエリーことはじめ 最終回 – 誰/何のためのジュエリー?

カルキダン・ホークス、『我こそ母なる大地』(2021)より、撮影:Mitch van Schijndet、写真提供:カルキダン・ホークス|複数の表現媒体を駆使して、自身のルーツである西洋とエチオピアのふたつの世界が重なり曖昧になる領域を探るホークス。卓越した詩人でもあり、最近の仕事ほど詩作の比重が大きく、よりいっそう深いイマジネーションへと見る者を誘います。写真左がホークス。
カルキダン・ホークス、『我こそ母なる大地』(2021)より、撮影:Mitch van Schijndel、写真提供:カルキダン・ホークス|複数の表現媒体を駆使して、自身のルーツである西洋とエチオピアのふたつの世界が重なり曖昧になる領域を探るホークス(写真左)。卓越した詩人でもあり、最近の仕事ほど詩作の比重が大きく、よりいっそう深いイマジネーションへと見る者を誘います。

前回のこのコラム「コンテンポラリージュエリーことはじめ Vol.12 – 領域を超える」では、2000年前後から見られるようになっていった、ジュエリーの枠を超えて活動する作家を紹介しました。最終回の今回は、主に2010年代からの動向を見ていきます。

新時代の軽やかな巨匠

スペインの作家、マーク・モンゾ (Marc Monzó) (1973-) は、その軽快さによってコンテンポラリージュエリーに新しい風を吹き込みました。カラフルにペイントされたハート形や丸形のピン、ゴールドの薄板を紙屑のように丸めた、文字通りの意味で軽いピアスやブローチをはじめとするその仕事は、思わず「都会的」「スタイリッシュ」といったファッション誌を飾りそうな言葉で形容したくなります。

しかし、その発想やプロセスに目を向けると別の面が見えてきます。『壁』と題されたシリーズでは、引き算より足し算を好む自らのアプローチを、レンガを積み上げる作業になぞらえ、壁を作るのと同じ要領でブローチを作り、身につけられる建築にしました(モンゾは度々、建築とジュエリーという両極的なスケールの媒体を重ね合わせます)。

『ブランク』シリーズでは、外注して機械にカットさせたゴールドの板をレーザー溶接し、手作業の介入を最大限とりのぞくことで、手仕事対マシンメイドというジュエリー制作におけるひとつの普遍的なテーマに対し、手仕事が必ずしも質の指標にはならないという自らの見解を明らかにしています。

マーク・モンゾ、左:『壁』、ブローチ、2010、素材:銅、銀、スチール、サイズ:95–120 x 65–90 mm|レンガ形の銅板を下から積み上げるようにロウ付けし、実際の壁と同じように構築したブローチ。モンゾはこの工程を「ジュエリーを建てる」と言い表しています。右:『ブランク』、ペンダントと指輪、2015、素材:18金、サイズ:38 x 15 x 20 mm、28 x 15 x 15 mm|向き合ってできる映り込みの視覚効果が印象的なシリーズ。自作では手作業にこだわりませんが、精度の高い仕事ができる人の技術や知識はリスペクトしているとモンゾは語ります。写真提供はいずれもマーク・モンゾ。

モンゾの作品に、アートへの接近をもくろむような大仰さは感じられません。この作家の手にかかれば、ジュエリーが課す制約は、挑み打ち破るための壁ではなく、ひとつの遊び道具としてそこにあるかのように見えます。

コンテンポラリージュエリーの定義に、ジュエリーとは何たるかを根本から問い直すことまで含めるのであれば、ジュエリーであることへの疑いを差し挟まなくなった時点でひとつの時代が終わりを迎え、ポスト・コンテンポラリージュエリーとでも呼ぶべき新たなフェーズへ突入したと言えるのかもしれません。モンゾもまた、そういった新時代の作家のひとりです。その軽快さは、ジュエリーであることへの強い気負いやアートへの憧れという重力からの解放を象徴しているかのようです。

作家が手がけるジュエリーブランド

マーク・モンゾは2014年以降、母国スペインのファインジュエリーブランド、MISUIのクリエイティブディレクターを務めています。このブランドのデザイナーには他に、マルタ・ボアン(Marta Boan)(1976-)、ヌーン・パサマ(Noon Passama)(1983-)、薗部悦子らの作家も名を連ねています。

同様の取り組みは日本でも見られます。国内外でジュエリーアーティストとして活動する小嶋崇嗣(1978-)は2023年以降、養殖真珠を主素材にしたジュエリーブランド KOHKOHのディレクターとして、真珠のイメージを刷新するジュエリーを発表しています。

こうした作家とブランドの協働が進む背景には、コンテンポラリージュエリー側の変化もありますが、ジュエリーやぜいたく品に対する世間の価値観の変化もあります。「ジュエリー=財力や地位の象徴」という考えは根強いものの、「ジュエリー=個性の表現」と考える層も増えました。それに応えるようにコンセプトを重視するデザイナーも増え、コマーシャルジュエリーとコンテンポラリージュエリーとのあいだで相互の浸透が起きているのが現状です。

左:MISUI、LIGHT/BEAM、指輪、素材:プラチナ950、バケットカットダイヤモンド、写真提供:マーク・モンゾ|MISUI が掲げるのは「ラグジュアリーの概念の再考」。こちらはダイヤモンドを石ではなく光の筋として扱い、その光でユニットを構築することを目指したシリーズ。右:KOHKOH、LIGHT_PENDANT_OVAL、素材:18金、クォーツ、真珠、サイズ:W24 x H14 x D8 (mm)、写真提供:小嶋崇嗣|先端技術だからできる形だけでなく、本来は廃棄されてしまう真珠を育てた後の母貝も活かし、真珠らしからぬジオメトリックでソリッドな独自路線を打ち出しています。

次世代作家が創出するジュエリーの「力場」

2010年代には SNS が急速に普及し、だれもが気軽に発信し、離れていてもすぐにつながりネットワークを築けるようになります。このことは特に若い世代に、新たな形によるアイデンティティや帰属意識の表明をもたらしました。

その代表的な例が、エチオピアに生まれ養子縁組を機にオランダに渡ったカルキダン・ホークス(Kalkidan Hoex)(1993-)です。どちらの国にいてもどこかなじみきれず、常にふたつの世界を生きている気がすると語るホークスの仕事は、その複雑なアイデンティティに根差しており、2018年には、混血の家系に生まれたり、養子縁組などの事情で祖国を離れて暮らすなど、自分と同じように複雑なアイデンティティを持つ若者たちとつながるべく、TheNewTribe を始動させます。

ホークスはこの TheNewTribe の名のもと、エチオピアと西洋の両方に見られる造形言語や素材、技法を取り混ぜることで、文化的にどこか曖昧な、そして、だからこそ特別な TheNewTribe のためだけのジュエリーを作り、さらには映像や写真、イラストレーションといった多種多様な媒体を総動員して、ひとつの表象体系を創りあげています。

2020年に行われた『我らが髪は語る』では、ブラックカルチャーにおけるアイデンティティとエンパワーメントの象徴であるアフロヘアに着目。短編漫画も自作し、物語の力で見る人を啓発するというもうひとつの次元をまとわせることで、TheNewTribe の一連の取り組みをさらに発展させました。

こうしてホークスが作り出すのは、ふたつの文化圏の狭間にある第三の世界――ホークスとその仲間である TheNewTribe の面々が、これぞ自分の居場所だと感じられる場所です。そこは閉鎖空間ではありません。そこを司る造形言語が文化的な曖昧さを備えていることで開かれたものとなり、たとえ同じアイデンティティを分かち合っていなかったとしても、見ている私たちの共感と理解を促すことが可能になるのです。

カルキダン・ホークス、『我らが髪は語る』、2020。映像中で装着されているカラフルなジュエリーは、ブレイズヘアを思わせる編み紐や房を中心に構成されています。ここに登場するのはプロのモデルではなく仲間たち= TheNewTribe。その等身大の姿が、ストーリーやメッセージをより力強いものにしています。

カルキダン・ホークス、『泳ぎを覚えたライオン』より。写真提供:カルキダン・ホークス|ジュエリー、写真、動画、テキスタイル、インスタレーションを通じて「狭間の領域」を表現した2023年のプロジェクト。写真だけだと断片的に見えますが、それも無理からぬこと。ホークスのプロジェクトの全貌を把握するには、立体的な視点が必要です。

ホークスがハッシュタグカルチャーの申し子で実践的な作家なら、エストニアのダルヤ・ポポリトヴァ(Darja Popolitova)(1989-)は、スワイプカルチャーの申し子で方法論的な作家です。ポポリトヴァは見る人の目と耳に入る情報を巧みに操り、スマートフォンなどのスクリーン越しの体験に触覚性をまとわせます。

2021年の個展「タクティライト:視線をくすぐる石」は、ジュエリーと映像、インスタレーションで構成。そこに並んだジュエリーには、触覚に訴えかけるものや、装着に親密なやり取りを必要とするものばかり。それに加え、装着すると自信や特別感を得られるとか、意中の相手との距離を縮められるといった、謳い文句がついています。

映像には、ポポリトヴァが扮する架空のキャラ、セラフィタが登場します。この妖艶な魔女は、ジュエリーの効能を最大限に引き出すための手順を YouTube の解説動画よろしく指南します。こうして精巧に練り上げられたイメージを見た人は、たとえ実物が目の前になくとも、そのジュエリーが我が身にもたらすセンセーションを想像せずにはいられなくなります。

ポポリトヴァはこの手続きを「疑似魔術(pseudo-magical)」と呼びます。ジュエリーそのものにマジカルな力などありません。あるとしたらそれは、ジュエリーに投影された人間のエゴにすぎないからです。

ポポリトヴァは、ジュエリーが人の心に作用するプロセスをいったん解体してから儀式めいた演出をまとわせて再構築し、ダイレクトな接触なしに目と耳から入る情報だけで皮膚感覚を刺激します。それが可能になるのは、画面の向こうは別世界ではなく、もうひとつの現実だという認識が見る側にあればこそ。つまり、疑似魔術とは、現代人の現実認識の在り方を突いた、神秘のかけらもない暗示マニュアルというわけです。

ホークスとポポリトヴァの仕事には、必ずと言っていいほど作家自身の姿があります。それは、中心点やコアという意味で、ふたりの仕事におけるジュエリーの位置付けと重なります。どちらもそうして、ジュエリーをその力の発信源とする力場を丸ごと創出しているのです。

ダルヤ・ポポリトヴァ個展「タクティライト:視線をくすぐる石」(2021) より。『インティマシー・トリガー』の使い方と、それがもたらす効能をまことしやかに語るセラフィタ。衣装や小道具、声色などによる凝った演出は、ありとあらゆる儀式や魔術に不可欠です。

ダルヤ・ポポリトヴァ。左:「タクティライト:視線をくすぐる石」展(2021)の会場風景(Hobusepea Gallery、タリン/エストニア)。右:『インティマシー・トリガー』、ネックレス、素材:スターリングシルバー(ロジウムメッキ、電着塗装、レーザー彫刻)、作家の頭髪。写真提供:ダルヤ・ポポリトヴァ|上の動画に登場するネックレス。ポポリトヴァはこうして、接触の瞬間を思い起こさせたり、触覚に訴えるジュエリーを作りますが、ジュエリーそのものよりも、イメージを作り出すことの方に重きを置いていると語ります。

このふたりをはじめとする、言うなればポスト・コンテンポラリージュエリー第二世代の仕事には、系列意識の希薄化がさらに一歩進んでいるのを見て取れます。こうした作家たちにとって、コンテンポラリージュエリーとコマーシャルジュエリーの間にあるものといえば、よくてせいぜい区別であって、そこに序列はありません。

系列間の混交それ自体は、たいして重要ではありません。コンテンポラリージュエリーは長く「自分たちは商業主義者ではない」「自分たちの作るものは単なる装飾品ではない」といった物言いで自らを定義づけてきました。

このような、否定する対象に判断基準をそっくりそのまま預けてしまう依存型の定義から脱し、より主体的になり、それが世で何と呼ばれるものであれ、ジュエリーを通じて何をしたいかに全振りできるようになったこと。それこそが重要なのです。たとえそれがある意味で、分野論としてのコンテンポラリージュエリーが成立しなくなりつつあることを示唆しているとしてもです。

社会の変化と作家性

近年で注目したい動きに、世界中が深刻なパンデミックに見舞われていた2020年に行われたハンドメダル・プロジェクトがあります。これは、ドイツ出身のアーティスト、イリス・アイヒェンバーグ(Iris Eichenberg)(1965-) と、アルゼンチン出身のジュエリー作家で教育者でもあるヒメナ・リオス(Jimena Rios)のふたりが世界中のジュエリー作家に声をかけ、作ってもらった手の形のメダルを、最前線で戦う医療従事者に贈るというものです。

参加者は全世界で約3000名。この取り組みは、ジュエリーによる社会問題への集団的アプローチの好事例という意味でも重要ですが、無名性に重きが置かれた点にも注目したいところです。参加作家はメダルへ記銘をしないのがルールで、名前が公式ウェブサイトに載るだけでした。このことは、このプロジェクトが誰のためのものなのかを改めて強調するとともに、個人の力で手に負えない大きな問題に立ち向かうには、時に作家としての自分を棚上げすることも必要だという考えを見て取ることができます。

このプロジェクトをアーティストによる制作活動の一環とするか、それとは別物とするかは意見が分かれるところでしょうが、アートという枠組みで包括されうるものやことの幅が広がりつつあることは間違いありません。それはまた、変わりゆく時代と社会の中で、作り手の在り方もまた、否応なく変容を迫られているということでもあるのです。

ハンドメダル・プロジェクト、2020年、写真提供:イリス・アイヒェンバーグ、ヒメナ・リオス|贈られたハンドメダルを手にしているアルゼンチンの医療従事者たち。パンデミック下でコミュニケーションが著しく制限されている中でもできるだけ円滑に進められるよう、メダルの受け渡しまでの全工程を具体的に示した手引きが用意され、途中経過は逐一、SNS によって全世界に発信されました。

未来のコンテンポラリージュエリーをつくるもの

コンテンポラリージュエリーが産声を上げてからずっと、問い続けてきたことのひとつは「ジュエリーはアートたりうるか」というものでしょう。その答えに疑問の余地がないことは、この連載で紹介してきた作家たちとその仕事が証明しています。しかしそれは、一度証明されたらそれで終わりというわけにいきません。何度でも繰り返し主張していかねばならないのです。

特に現代は、ここでも見てきたとおり、対商業主義としての向芸術主義や、単独で成立する形あるものとしての作品、また、そうしたものを作る人としての作家という旧来の枠組みで個々の実践をとらえることはできなくなっており、コンテンポラリージュエリーは、かつてないほどダイナミックで複雑な交わりと変化の只中にあります。

ひとつの旗印のもとでコンテンポラリージュエリーの統制をとることは、もはや不可能です。そのことに、足元から地面が崩れていくような危機感を覚える人もいるでしょう。しかし、たしなむ人がいるかぎり現場が消えることはありません。私たちにできるのは、1人ひとりが自らの声で個々の実践を丁寧に伝えていくことです。

それはまた、アートとしてのジュエリーのありようには正解がないということでもあります。それに飽き飽きしている人もいるかもしれませんが、私たちを取り巻く環境や社会は常に変化しています。その時代の固有性のなかで、答えの出ることのない問いに、創造力と想像力をもって向き合い続けること、その強さと忍耐力をもつこと。そのダイナミズムが、作家が仕事をする領域です。

2024年10月から11月にかけ行われた「JEWELRY VENTURES」展(Hole in the Wall / 渋谷)。若手作家5名の足跡を辿りながら、コンテンポラリージュエリーのひとつの現在地をあぶり出したグループ展。キュレーションは出品者のひとりでもある渡邉良太。参加作家は他に、佐野照幸、下小野田夏子、曽谷朱音、山田凪紗。写真提供:渡邉良太

優れた作家は、時に本人すら気づかぬうちに見えない壁を破ります。そうして作られた作品は時に、今という時代を映し出し、少し先の未来を予見すらします。ただし、どんなに力のある作品も、見る側にそれを感受する力がなければ意味をなしません。残念なことに、ジュエリーが批評性を持った固有の表現として成立しうるという考えが、十分といえるほど世に浸透しているとは言えないのが現状です。

アートの領域には少しずつ浸透しはじめているのかもしれません。しかしその中で、自分たちの持ち合わせのものさしで測るのではなく、ジュエリーとはどういうもので、そこで何が起きており、その作家たちが何を大事にしているか理解しようとしている人となると、そう多くはいないでしょう。その逆もまた然りです。双方からの歩み寄りのないところに、はたして健全な関係が築けるでしょうか。ジュエリーの側はジュエリーの側で、アートに認めてもらいたいという下から目線から来る一切合切の甘えをもういい加減に捨て、対等な立場で渡り合うことも辞さない勇気と気概を持つことです。

ジュエリーがひとつの独立した表現媒体であるならば、それを理解するには独自の教養が必要です。教養とは、単に知識を吸収し見識を広げることではありません。自分が知っていることがすべてではないと知ることです。自分の想像を超えたジュエリーがあると頭で理解するのは簡単ですが、いざ目の前にそれが現れた時に受け入れられるかどうかは話が別です。

だから、あなたがもし自分を困惑させるジュエリーに出会ったら、なぜそれが作られなければならなかったのか、なぜ困惑してしまうのか、少し立ち止まって考えてみてほしいのです。この「なぜ」を、1人ひとりの受け手が紐解こうと努めることなくして、コンテンポラリージュエリーの地平が広がることはありません。作家がいい仕事をしているだけではダメなのです。

壁を破り新たな地平を拓くこと。それを可能にするのは、人の心の自由を源泉とする、汲めども尽きぬ力です。その力は、それを見、感受した人に、前に進む力、つまり生きる力を与えます。であれば、その源を同じくする限り、できたものが何であれ、等しく同じ力を持つでしょう。人の心の強さ、自由さは、絵画か彫刻かジュエリーかといった表向きの形式で測れるような卑小なものではありません。

ジュエリーは文字通りの意味で、その力をその人のいちばん近くで伝えられる類まれな媒体です。作る人も、つける人も、伝える人も、売る人も、買う人も、あるいはあなたが見て楽しむだけの人であっても、そのことを信じる力を持ってください。それが明日のコンテンポラリージュエリーをつくる最大の原動力になるのです。

次回は番外編として、世界のジュエリーギャラリーを見ていきます。


【主な参考資料】
Art Jewelry Forum
https://artjewelryforum.org/
Klimt02
https://klimt02.net/
Current Obsession
http://www.current-obsession.com/
Liesbeth den Besten, On Jewellery: A Compendium of International Contemporary Jewellery, Stuttgart: Arnoldosche Art Publishers, 2011
Glen Adamson, “Objects? USA?,” Objects USA 2020, New York; Monacelli Press, 2020
Kellie Rigs, “-White Cube / +White T-Shirt: Context Via Image and Today’s Cult Jewelers,” metalsmith magazine, vol.39, No.1 2019

【作家別主な参考資料】
マーク・モンゾ
Marc Monzó
https://www.marcmonzo.net/
https://www.instagram.com/marcmonzo_/
Marc Monzó: Blank, Gallery SO, London, UK, by Olivia Shih
Marc Monzó, Golden Prototypes
世界が注目するスペイン発の《 MISUI 》 クリエイティブディレクター Marc Monzó インタビュー
Marc Monzó, “Sun”, Barcelona: Puente Editores, 2017

小嶋崇嗣
https://www.instagram.com/takashi_kojima_/
https://www.facile-jewelry.com/

KOHKOH
https://www.instagram.com/kohkoh_jewelry/

カルキダン・ホークス
Kalkidan Hoex
https://www.instagram.com/_____k.t.h._____/
theNewTribe
Guess Who’s Coming to Dinner – Kalkidan Hoex

ダルヤ・ポポリトヴァ
Darja Popolitva
https://www.instagram.com/darja_popolitova/
TACTILITE Stone that Tickles the Gaze, Interview with Darja Popolitova by Vica Gábor
Вскрыть всю «липкость существования», Эльнара Тайдре
Darja Popolitva
HAPTIC VISUALITY OF JEWELLERY. PSEUDOMAGIC AS ARTISTIC RESEARCH METHOD / Darja Popolitova
(オンライン資料の最終閲覧日はすべて2024年11月24日)


※この連載は、以前このウェブマガジンに掲載されていた同タイトルの連載を大幅にお色直ししたものであり、その内容は2021年5月1日に開催されたコンテンポラリージュエリーシンポジウム東京のオンラインプログラム「コンテンポラリージュエリーの基礎知識」の講義に基づいています。
※このコラムのテキストおよび画像の無断転載や無断使用は固くお断りします。画像の取得においては、カルキダン・ホークス氏、マーク・モンゾ氏、小嶋崇嗣氏、ダルヤ・ポポリトヴァ氏、イリス・アイヒェンバーグ氏、ヒメナ・リオス氏、渡邉良太氏のご協力をいただきました。
※より詳しく知りたい人が検索しやすいよう、日本語での情報の少ない固有名詞は原文を併記しています。


これまでの「【連載】コンテンポラリージュエリーことはじめ」も、ぜひお楽しみください。



Makiko Akiyama

秋山真樹子 Makiko Akiyama

専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ コンテンポラリージュエリーコース卒。卒業後、同校での教職を経て翻訳・執筆業に転向。Art Jewelry Forumアンバサダープログラム日本代表。共著に『Spring/Summer 16_green gold』(Schmuck2編、2017)『Jiro Kamata: VOICES』(Arnoldsche Art Publishers、2019)がある。

Instagram | https://www.instagram.com/akiyama_makiko/
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note | https://note.com/akiyamam710

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