Môko Kobayashi(モーココバヤシ)が個展を開催

恵比寿 - 12月7日-25日

2024年12月7日(土)〜25日(水)の期間、恵比寿・gallery deux poissonsにて、Môko Kobayashi(モーココバヤシ)による個展が開催されます。

モーココバヤシの独創的な刺繍作品

毎回ユニークな切り口で想像力豊かな世界を見せているMôko Kobayashi(モーココバヤシ)の刺繍作品。

フランスオートクチュール刺繍の世界における伝統技術の一つ「crochet de luneville(クロッシェ・ド・リュネビル)」と呼ばれる、かぎ針を使用した刺繍技法を用いて独創的な作品を展開しています。

愛らしい動植物から、お味噌汁やタバコの吸い殻といった一見作品になりにくそうなもの、吹き出し文字などのグラフィカルなものまで、モチーフは様々。

Môko Kobayashi(モーココバヤシ)の手を通して艶やかなヴィンテージビーズを使って描き出されると、どれもが同価値の美しさを持ち、生き生きとした表情を見せます。

ブローチやピアスの新作、額装作品も登場

『N’ existe pas? 〜存在しない?〜』と題した本展では、実際には存在しない動植物をテーマに、ブローチやピアスの新作30余点に加え額装作品も発表されます。

これまでの作品では、対象をよりリアルに表現することで私たちの生活とリンクさせ、モチーフ同士を重ね着けし、それぞれの物語を作る感覚があったというMôko Kobayashi(モーココバヤシ)。

存在しないものを表現することは難しい反面、新たな楽しさがあり、デザインの可能性が広がることで今まで選ばなかった色や素材、刺繍の埋め方にも着手できたそうです。

一方、今回登場する不思議な鳥たちには実際に存在する鳥がモチーフとなっているものも。求愛などのために「こんなアイディアが!」と驚くようなデザインが自然界に存在することに着目し、それらの鳥をどこか奇妙な形の葉っぱや羽根など実在しないモチーフと並べることで、どこまで本当か分からないフィクションの世界へと誘います。

実際に目に見えている物の常識から外れることで生まれる「違和感」を楽しめる本展。作家の在廊も予定されているので、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

作家在廊日
日時:12.7 sat. 12:00-15:00、12.8 sun. 13:00-15:30、12.15 sun. 15:00-17:00、12.21 sat. 15:00-18:00

Môko Kobayashi Exhibition『N’ existe pas? 〜存在しない?〜』
日時:2024. 12. 7 sat. – 12. 25 wed. 12:00 – 18:00 ※月曜休廊
場所:gallery deux poissons
住所:東京都渋谷区恵比寿2-3-6 1F
URL:https://deuxpoissons.com/exhibition/moko-kobayashi-exhibition-『n-existe-pas-~存在しない?~』/
お問い合わせ:03-5795-0451

※会期中、一部の作品はONLINEからも購入可能。
(販売開始予定日時:12/11 (wed) 12:00 – )
https://gallerydeuxpoissons.katalok.ooo/ja

Môko Kobayashi | 小林 モー子
アパレルメーカーのパタンナーを経て2004年に渡仏。Ecole Lesage broderie d’art にてオートクチュール刺繍を学びディプロム取得。パリを拠点に刺繍活動を開始、画家大月雄二郎氏とのコラボレーション作品や,ウエディング Emmanuel Martyとのコラボレーション、アクセサリー等の刺繍作品を制作。2010年から日本へ拠点を移し活動。
maison des perlesを主宰し、crochet de luneville (クロッシェ・ド・リュネビル)の技術を使った刺繍アクセサリーの制作やオートクチュール刺繍教室を通して一人でも多くの方に刺繍の魅力を伝える活動を行なっている。

こちらのインタビューもあわせてお読みください

一針一針計算された美しさと大人へのメッセージ Moko Kobayashi


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