2024年11月16日(土)〜24日(日)の期間、恵比寿・gallery deux poissonsにて、Etsuko Sonobe(エツコソノベ)による個展が開催されます。
移ろいゆく光に着目した新作ジュエリー約40点を発表
「移ろいゆく自然の光は留めることは出来ない。
光が当たる角度や反射、風などによって、そこに色が生まれたり、新たな形が瞬時に見えてきたりもする。
そして私たちの生活に輝きや穏やかな時間を与えてくれる。
場所や意識の持ち方で感じる光は違ってくるけれども、とても小さな形の中にそれらを留めておきたくなりました。」
――― Etsuko Sonobe
gallery deux poissonsでは10回目の開催となるEtsuko Sonobe(エツコソノベ)の個展。「Days of Light」と題した本展では、光が当たる角度やリフレクションなどを意識的にデザインに取り入れた約40点の新作ジュエリーが発表されます。
内側にセットしてある石の色が金属に反射している直線的なブローチや、2種類の石を上下にセッティングすることで光が取り込まれ小さな色石が透明のクオーツに映り込むリングなどが登場するほか、クオーツを用いたsmall sculptureもお目見え。
独自の審美眼と表現から生まれるエツコソノベの作品
インクルージョンが入っているものなど表情のある石を独自の審美眼で選び取り、その個性を引き出したオリジナルカット。地金の魅力を生かした構築的な形の美しさ、身につけた時の存在感、そして、キラキラした夢のつまったビジュアル。
Etsuko Sonobe(エツコソノベ)のジュエリーが持つ魅力は多岐に渡るだけでなく、個展のたびにハッとするような驚きを生みだし観る人の心を強く惹きつけています。
ブローチのピンやリングの石留めの爪など、ジュエリーにおける機能の部分のいわゆる常識とされるものを一度フラットな状態から考え、新しい構造そのものを生み出していることも必見です。
Etsuko Sonobe(エツコソノベ)が日々移ろいゆく光に繊細なまなざしを向け、それらを形あるものとして表現した「Days of Light」。その作品の世界観をじっくりと堪能してみてはいかがでしょうか。
オープニングレセプション
日時:2024.11.16 sat. 17:00 – 19:00
作家在廊日
日時:2024.11.16 sat./17 sun./23 sat./24 sun. 12:00 – 18:00
※変更の可能性があるため、最新の情報はSNS、もしくはギャラリーに直接お問い合わせください
Etsuko Sonobe Exhibition Days of Light
日時:2024.11.16 sat. – 24 sun. 12:00-18:00 ※Closed Monday
場所:gallery deux poissons
住所:東京都渋谷区恵比寿2-3-6 1F
URL:https://deuxpoissons.com/exhibition/etsuko-sonobe-exhibition-days-of-light/
お問い合わせ:03-5795-0451※会期中、一部の作品はONLINEからも購入可能。
(販売開始予定日時:2024.11.20 wed. 12:00 – )
https://gallerydeuxpoissons.katalok.ooo/ja
Etsuko Sonobe | 薗部悦子
美術大学で金属の勉強をした後、企業のジュエリー商品開発に携わると共に、石の扱い方に特徴がある「etsuko sonobe」のジュエリーブランドを展開。また一方、作家として作品を制作し続けている。1990年から海外のギャラリー、美術館での展覧会に出品。主な展覧会に、フォルツハイム美術館「ORNAMENTA 1」、東京国立近代美術館工芸館「ジュエリーの今、変貌のオブジェ」など。 作品は、National Museum of Scotland、The Marzee collection などに収蔵されている。