神崎晃洋と田坂留美の2人展「展と潜と」

2024.9.12

2024年9月14日(土)から29日(日)まで、恵比寿・gallery deux poissonsにて神崎晃洋と田坂留美による2人展、「- 展と潜と -」が開催されます。

 

装身具を学び、楽しむ「展と潜と」

2人の創作活動のユニット名であり、コンセプトでもある「展と潜と」。
「展」は伸び広がっていくこと、「潜」は奥底へと潜っていくことを意味し、広く深いものづくりを行っています。

神崎と田坂は、それぞれフリーランスとして自身のジュエリーの制作活動を行ないながら、2018年より「展と潜と」としてユニット活動を開始。「装身具を学び、楽しむ」をテーマに、素材や道具、文化に根付いたジュエリーを制作し、ユニットとして発表してきました。

 

神崎晃洋による特徴的な技法と素材の表現

宝飾技法、彫刻技法、素材の表現を特徴とした作品を展開している神崎晃洋。

本展示では「fragile」をテーマに、脆さの中にある強さや美しさを閉じ込めた作品を制作。心臓やスカル、動植物のモチーフをマイクロカービングで緻密に表現しました。

大切なコレクションをおさめた標本箱のようなモチーフのリングは、いつも好きなモチーフを手元で愛でることができるような存在です。

 

田坂留美によるグラフィカルなジュエリー作品

一方、宝石素材が構成するグラフィカルなジュエリーを得意とする田坂留美は、「geometric×classic」をテーマに制作。

エンブロイダリーレースをモチーフとしたシリーズや、木の化石であるジェットを素材としたブラックジュエリーの新作シリーズが発表されます。

華やかな存在感のある形と、クリア、白、黒といったシックな色調のバランスがさまざまな人や装いにフィットします。

個人の作品に加え、コラボレーション作品や構想のカケラたちも並ぶ本展で、二人の感性が響き合うユニークな表現を楽しんでみてはいかがでしょうか。

オープニングレセプション
9.14 sat. 17:00-19:00

作家在廊日
9.14 sat. 神崎・田坂:17:00–19:00
9.21・9.28 sat. 神崎:12:00–15:00 / 田坂:16:00–18:00
9.15・9.22・9.29 sun. 田坂:12:00–15:00 / 神崎:16:00–18:00
9.18 wed. 神崎・田坂:16:00–18:00

※ 在廊日時は変更する可能性がございますので、最新の情報はSNS、もしくはギャラリーに直接お問い合わせください。


Akihiro Kanzaki / 神崎 晃洋
神奈川県出身。ヒコ ・みづのジュエリーカレッジにてジュエリー製作を学ぶ。
2009-2020 宝飾メーカーにて勤務。
2011 一級貴金属装身具製作技能士取得。
2017 日本左刃彫刻会[高円宮賞]受賞。
2019,2024 技能グランプリ全国大会貴金属装身具部門 銀賞。他受賞歴多数。

Rumi Tasaka / 田坂 留美
広島県出身。広島市立大学芸術学部にて金属造形を学ぶ。
2005-2023 ヒコ ・みづのジュエリーカレッジにて勤務。
2010年 ジュエリーブランドyielを設立し、2024年までNewJewelryTOKYOに出展。他展示会出展多数。
2018年 Gem-A (英国宝石学協会)FGAを修了。

2018年より夫婦で装身具ユニット[展と潜と]の活動を開始。
現在は夫婦ともフリーランスとして自身の製作活動を行いながら、ヒコ ・みづのジュエリーカレッジにて兼任講師として教鞭をとる。

Akihiro Kanzaki・Rumi Tasaka Exhibition – 展と潜と –
日時:2024.9.14 sat. – 9.29 sun. 12:00-18:00 ※Closed on Monday
会場:gallery deux poissons
住所:東京都渋谷区恵比寿2-3-6 1F
電話番号:03-5795-0451

※会期中、一部の作品はONLINE SHOPからも購入可能。
(販売開始予定日時:9.18 wed.12:00- )
https://gallerydeuxpoissons.katalok.ooo/ja