2022年7月、《Pomellato(ポメラート)》がハイジュエリー「ラ・ジョイア」コレクション第3弾「A Walk in Nature, from sunrise to darkness」を発表した。
今回発表となる新作コレクションは、自然が呼び起こす空想の風景を決して静的でも装飾的でもなく表し、日の入りの光から夜がもたらす神秘までをポメラートの自由なスタイルで巧みに表現。登場する33ものジュエリーは、ミラネーゼジュエラーならではのクラフツマンシップによって表現された7つのテーマに分かれ、ライト、ムード、センセーションを表している。
異なる視点
ポメラートは常に独創的で決して後追いすることなく、独自の方法で自然に親しみながら道を切り開いている。1967年の創業以来、メゾンの先駆的なデザインは伝統的なジュエリーのルールを破り、プレタポルテファッションの持つエネルギーと情熱を兼ね備えたスタイルを作り上げてきた。
「我々の考えるファインジュエリーは実にユニークです。ポメラートの特徴とも言える自由な表現やとどまることない創造性は、『ラ・ジョイア』で最大限に発揮され、ジュエリーは気軽に楽しく身に着けられるべきという私たちの考えを実現しています。イタリア人にとって、美というのは日常的な体験しているもの。特に文化とデザインの地ミラノでは、1960年代に20世紀を代表する芸術的トレンドが数多く生まれました。ポメラートは、このようなクリエイティブな雰囲気に包まれ誕生したのです」と、ポメラート CEOのサビーナ・ベッリは述べている。
クリエイティブな発想
クリエイティブディレクターのヴィンチェンツォ・カスタルドはこう語る。「花びらの質感、荒れ模様の空の色、燃えるような夕焼けの美しさなど、自然の中を散策しているときに受ける感覚、言葉について考えました。 『ラ・ジョイア』には、ストーン、ゴールド、カラー、光で自身を彩り、体の動きに合わせてジュエリーが肌の上で 花が開いたかのような感情を生み出してほしいと思いました。自然は一日を通して刻々と変化する表情を捉え、私たちの深くに根付いたアイデンティティとアイコニックなポメラートのスタイルに調和したダイナミックな対話を生み出します」
他のジュエリーと同様、最初の工程であるデザインから最終段階のストーンセッティングまで、ミラノにある本社カーサ・ポメラートで制作。現代的なデザインと伝統的な金細工技術を併せ持つ本コレクションは、すべて手作業で生み出されている。
Secrets of the Rising Sun | バロックシェイプのストーンが、水面を照らす太陽の光のように肌の上を転がる、壮大なリビエールスタイルのネックレス2種の登場です。ポメラートは、柔らかなエッジの効いたフォルムのバロックシェイプのストーンを 初めて採用しました。150カラットを超える5つの淡いブルーアクアマリンが、最初のネックレスを飾ります。二つ目のネックレスは100カラットを超えるブルーのムーンストーンと、ブルーサファイヤのパヴェが特徴です。
Summer Storm | 夏に轟く雷雨を無限に広がるグレーの陰影で表現した5つのジュエリーが登場しました。ホワイトの南洋パールとグレーのタヒチ産パールの色調と大きさは、青みがかったグレースピネル、サファイヤ、ホワイトダイヤモンドの煌めきと共鳴し、この繊細で洗練されたジュエリーのリンクの両脇にセットされています。
Shades of the Rainbow | 嵐が去った後、空に輝く虹。ポメラートは、2,500以上のカラーストーンをあしらったブレスレットで、自然からの贈り物を讃えています。この眩いばかりの作品は、ドーム型のローズゴールドリンクに24種類ものカラーの異なるストーンを使用しています。ポメラートの色彩へ捧げる情熱が、世界中から選び抜かれた輝きあふれるストーンを採用したピースに表れています。このマスターピースにおいて、ポメラートは改めて独創的なデザインとカラーグラデーションで遊び心を見せています。
Midday Gold | メゾンを象徴する3つのデザインで真昼の光の力強さを捉えた非常に現代的なプリンセススタイルのネックレスです。楕円形ゴールドリンクの幾何学的な形と、ホワイトダイヤモンドが敷き詰められたホワイトゴールドのグルメリンクにしなやかさが組み合わされ、さらに明るく輝くセンターストーンの存在によって、素材の鮮やかなコントラストを作り出しています。ローズゴールドのケーブルリンクにつながるダイヤモンドがあしらわれたカーブチェーンには、目を見張るようなストーンが吊られています。それぞれのストーンには複雑なファセットがほどこされ、ボリュームがあり周りは ホワイトダイヤモンドが取り囲み、力強い印象を与えます。
Into the Sunset | ポメラートは、夕陽の輝きを2つのネックレスで表しました。一つは、サントドミンゴ産の赤褐色のアンバービーズと、約63カラットの極めて希少なメロパールを2連にしたものです。炎のようなオレンジと磁器のような輝きで高い人気を誇るメロパールは、日本からのインスピレーションを受けた透かし模様の葉が描かれたローズゴールドメダルの中央に配されています。マンダリンサファイヤとブラウンダイヤモンドが、磨き上げられたブロンズの色調に華を添えています。
Evening Shadows | 3つの傑出したソトワールは、消えゆく日の光の繊細な揺らめきを思わせます。ポメラートは、ロッククリスタル、ゴールドチェーン、パールという3つの異なる素材を用いて、この短い黄昏の瞬間を形にしました。
Discoveries in the Darkness | 光と闇が織りなすコントラストが、チョーカーとロングチェーンイヤリングに表現されています。広く知られるグルメチェーンには、アシンメトリーに配置されたリンク全体に1,400以上のホワイトダイヤモンドとブラックダイヤモンドのパヴェがほどこされ、新たな表情を魅せています。マッチングするイヤリングにも、960ものダイヤモンドが輝きます。ブラックとホワイトのコントラストが美しいブレスレットも同様に、その対比が美しいデザインとなっています。ドーム構造は、レインボーセッティングのブレスレットと同じく、センシュアルに丸みを帯びています。
「ラ・ジョイア:A Walk in Nature, from sunrise to darkness」は、日の出から夜の暗闇まで、《Pomellato(ポメラート)》独自の解釈で自然を表現。儚く過ぎ去るひととき、魅惑的な光の戯れ、興味をそそられる影、今にも弾けそうな鮮やかな色彩など、不可能を可能にするコレクションとなる。
Pomellato(ポメラート)
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