2021年12月、《BVLGARI(ブルガリ)》が書籍「ブルガリ マニフィカ:ザ パワー ウーマン ホールド(BVLGARI MAGNIFICA: The Power Women Hold)」をRizzoli社から発売する。
今夏、ミラノで発表されたブルガリの「マニフィカ」コレクションは、ブランドのミューズである革新的な女性たちを称える賛歌であるとともに、最も貴重で希少な石への賛辞、そして職人たちの卓越した技への称賛でもあった。
このコレクションのヴィジョンとインスピレーションを深く追求したのが、12月にRizzoli社から発売予定の書籍「ブルガリ マニフィカ:ザ パワー ウーマン ホールド(BVLGARI MAGNIFICA: The Power Women Hold)」。ファッションスタイリストであり、インフルエンサーでもあるティナ・レオンが編集を担当し、注目すべき著名な女性たちの深い洞察をまとめた一冊となっている。
「マニフィカ」のジュエリーコレクションを反映し、本書は「頭脳(Head)」「心(Heart)」「手(Hands)」の3つの章で展開。
勇気、しなやかさ、そして才能を武器に、男性中心の世界の中で新たな女性像を築き上げ、ブルガリがミューズとして称えた、バロック画家のアルテミジア・ジェンティレスキ、中国の作家である張愛玲、伝説の建築家ザハ・ハディッドといった女性たちにフィーチャーし、彼女たちの、既成概念にとらわれず、大胆かつ堂々とクリエイティブな人生を歩んでいく力が、コレクションの魂を導いていることを表している。
ブルガリが世界各地から入手している最高峰の石は、その色彩と完璧な美しさが生み出す躍動的なエネルギーが込められた「マニフィカ」の心の脈動。しかしながら、どんなに先見性のあるアイディアでも、驚くほどの才能と感性でジュエリーの逸品を描き、鍛造するデザイナーや職人の手がなければ、そこに命を吹き込むことはできない。
本書のページをめくると、ブルガリがこれまでに生み出してきた珠玉のコレクションを写した大胆な写真と、著名な女性寄稿者による魅惑的な文章が対話するように編集されているが、彼女たちはいずれも情熱を追求し、才能を磨こうとする現代女性が進むべき道を自ら歩み、その手本を示してきた。
「頭脳(Head)」「心(Heart)」「手(Hands)」の3つの章の各導入部分は、ブルガリのジュエリー クリエイティブ・ディレクターであるルチア・シルヴェストリの言葉ではじまり、「マニフィカ」の紹介や、光り輝く石への賛辞、コレクションを裏で支える卓越したクラフツマンシップに関する説明がなされている。
世界的に名声を馳せている社会起業家のアマンダ・グエンは、女性であることの誇り、勇気、喜びを祝福するよう読者に語りかけ、数々の賞を受賞したジャーナリストのノア・タゴウリは、熟慮することと新たな冒険を積極的に受け入れることを訴えている。
クリスティーズの専門家であり、目録の作成者でもあるアレクサンドラ・ダミアノスは、石の持つ特別な言葉を教えてくれ、女優のアイシャ・ディーは直感を大切にすべきだという信念について論じ、アクティビストのラケル・ウィリスは勇敢な心があれば脆さを恐れる必要はないと語る。
占星術師のチャニ・ニコラスは、手を用いた癒しのマインドフルネスの大切さを伝え、ジャーナリストのルイーザ・シモネットとブルガリの職人との出会いを通じて、私たちは世界にひとつだけのクリエイションを生み出す手と感情との深いつながりを体験することになる。
また、エディトリアル・マネージャーであり、クィア・アクティビストでもあるウェンブリー・セウェルは、真実と自信を追求し、多彩な才能を見せるDJミア・モレッティは美しい音色が心を震わせる3つの詩を書き下ろしている。ティナ・レオンの言葉を借りれば、本書「ブルガリ マニフィカ」は「女性にインスピレーションや力を与え、いくつもの質問とその答えを提示する」ことを目的としており、今を生きる人々のための本となっている。
BVLGARI MAGNIFICA:THE POWER WOMEN HOLD
「ブルガリ マニフィカ:ザ パワー ウーマン ホールド」
編集:ティナ・レオン
文章:アマンダ・グエン、ルチア・シルヴェストリ、ミア・モレッティ、ノア・タゴウリ、アレクサンドラ・ダミアノス、チャニ・ニコラス、アイシャ・ディー、ウェンブリー・セウェル
ハードカバー / 9 3/5” x 12 1/2” / 208ページ / カラーイラスト200点
価格:€90.00 ユーロ
2021年12月発売予定