全国から約8,000人が来場した「New Jewelry 2017」開催レポート – from editor’s


2017年12月1日(金)〜3日(日)の3日間、3331 Arts Chiyodaで開催された展示販売会「New Jewelry 2017」。

全国区の人気ブランドから、2017年注目のフレッシュなブランドまで、幅広いジャンルのジュエリーブランドが100ブランド集まり、大好評のうちに幕を閉じました。ジュエリーデザイナーにとっても、お客様にとって一年に一度のジュエリーの祭典。会場の様子をご紹介します。

「DAISY BALLOON(デイジーバルーン)」による
大きなバルーンのネックレスがフォトジェニックな会場

真っ白い会場に足を踏み入れるとまず目を引いたのは、世界を舞台に活躍するバルーンユニット「DAISY BALLOON(デイジーバルーン)」による大きなバルーンのネックレス。フォトジェニックな空間演出に気分も一気に盛り上がります。

3つの新設ゾーン!デザイナーズブライダルが一堂に会した
「with BRIDAL」に注目が集まる

今年は通常のブースに加え、3つの新設ゾーンが誕生。入口エリアに構成されたのは、異素材等を用いた新進気鋭のブランドが中心の「MARKET PLACE」。華やかなジュエリーとにぎやかなデザイナーが勢揃いし、楽しいエネルギーに溢れたエリアでは、カジュアルに楽しめるジュエリーが豊富と、土日にはベビーカーを押したご家族やお友達連れでワイワイ選んでいる様子があちらこちらに。

会場中央に位置するエリアには、ブライダルも展開するブランドをそろえた「with BRIDAL」が登場。男性のご来場も多いNew Jewelryですが、デザイナーズジュエリーのブライダルリングを見比べられる新しいゾーンでは、ブライダルを控えたカップルで幸せな雰囲気が漂っているのが印象的でした。

そして、世界で活躍する日本人ジュエリーアーティストが集まる「THE GALLERY」には一遍して上品な展示空間が。中々お目にかかれない美術館に収蔵される事も多いアーティストの方々の作品は、出展している若手デザイナーにも刺激的だったようです。

京都に本店を構える日本茶専門店・一保堂茶舗が
特別に点ててくれるお抹茶でほっと一息

100ブランドものジュエリーをじっくりと楽しもうと一日かけて会場を巡るお客さまが多数のNew Jewelryでは、会場内で提供されるレアな食を間に挟むのが通の楽しみ方。オープニングレセプションでは全国から集めた話題の手土産に目移りしながらも、京都に本店を構える日本茶専門店・一保堂茶舗が目の前で特別に点ててくれるお抹茶を堪能。

近年のNew Jewelryでは定番となった、人気シェフから料理家までがこのイベントのために作る「BENTO」も土日はお客様のお昼に彩りを添えていました。

全国から8000人ものお客様が来場された「New Jewelry 2017」。様々なジャンルのジュエリーが一気に楽しめるイベントとして注目を集めている理由は、そのジュエリーブランドのラインアップもさることながら、デザイナーとお客様が楽しめる稀な時間だからかもしれません。


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