2024年4月13日(土)~28日(日)の間、恵比寿の《gallery deux poissons(ギャラリードゥポワソン)》にて《KOHKOH(コウコウ)》の初個展「Thinking About The Light」が開催されます。
ジュエリーアーティスト小嶋崇嗣がプロデュースする「コウコウ」
《KOHKOH(コウコウ)》は、国際的に活躍するジュエリーアーティストである小嶋崇嗣がプロデュース、2023年に設立されたジュエリーブランドです。
ブランド自ら養殖している真珠を主な素材としているのが大きな特徴。そして、役目を終えた真珠母貝もまた、リサイクルし同価値のジュエリーに仕立てていることでも注目を集めています。
“真珠は丸い”という概念を覆す革新的なデザイン
ブランド設立に先立ち、2018年より独自の真珠養殖を開始し、2021年に特許技術を取得。3Dプリンターを用いて文字や図形を造形し、その周囲に真珠層を形成することで自由な形状の真珠養殖に成功し、”真珠は丸い”という概念を覆す革新的なデザインを実現可能にしました。
養殖には約半年かかり、自然養殖のため貝ごとに色味や巻き方が異なります。《KOHKOH(コウコウ)》では、その中から特に美しく巻かれた真珠を厳選して素材としています。
この養殖技術を応用し、クォーツなどの天然石に真珠を被せるように組み合わせたジオメトリックなリングなど、K18 goldやシルバーをベースにした大胆でエレガントなジュエリーが魅力です。
また、母貝を用いたカメオも《KOHKOH(コウコウ)》を代表するジュエリーのひとつ。真珠を取り出した後の母貝は通常廃棄されるものですが、そこに素材としての新たな魅力を見出し、オリジナリティ溢れるジュエリーを生み出しました。
カメオは曲線が優美なものから、面取りで直線的に表現されたものまでさまざま。母貝一枚一枚を丁寧に調整し、特殊な切削技術から作られるカメオのペンダントやリングは、精密かつ繊細なアートピースです。
そのほか、母貝のリサイクルの歴史の中で多く活用されてきた「ボタン」にも着目。シェルボタンを用いたジュエリーも発表されます。
KOHKOHの約65点のコレクションが一堂に
本個展では、約65点のコレクションが並び、自然との調和を目指しながら現代の感性を生かした《KOHKOH(コウコウ)》の世界観やものづくりの背景が紹介されます。
週末には作家の在廊もあるので、ぜひ直接お話ししてみてはいかがでしょうか。
作家在廊日:
4月13日(土)・4月28日(日) 両日ともに12:00-18:00
※在廊日時は変更する可能性がございますので、最新の情報はSNS、もしくはギャラリーに直接お問い合わせください。
KOHKOH / コウコウ
KOHKOH / コウコウ
国際的に活躍するジュエリーアーティストである小嶋崇嗣がプロデュースする2023年に設立されたジュエリーブランド。ブランド設立に先立ち、2018年に真珠養殖を開始、2021年に真珠養殖の特許技術を取得。自ら養殖している真珠を主要な題材とし、革新的な技術と想像力を駆使したジュエリーを制作。美しいだけではなく持続可能性にも焦点を当てたもの作りを特徴とする。2023年「New Jewelry TOKYO 2023」にてブランドを初披露した。
KOHKOH Exhibition Thinking About The Light
日時:2024.4.13 sat. – 4.28 sun. 12:00-18:00 ※Closed Monday
場所:gallery deux poissons
住所:東京都渋谷区恵比寿2-3-6 1F
URL:https://deuxpoissons.com/exhibition/lin-cheung-exhibition-spring/
お問い合わせ:03-5795-0451
※ 会期中一部の作品は、ONLINEからもご購入いただけます。(販売開始予定日時:4/17 (wed) 12:00 – )
https://gallerydeuxpoissons.katalok.ooo/ja