2019年7月12日(金)~8月8日(木)の間、六本木のリビング・モティーフにて「8 JEWELRY DESIGNS」が開催される。
シンプルでありながら、ひそやかに光る造形。鉱物の独創的で凛とした佇まい。夏の日差しに涼感を与えるガラス、明るさを感じるパールや七宝。何気ない、いつもの日常に内なる感性を刺激するコンテンポラリージュエリーなど、今季注目の8つのジュエリーブランドが集結する本イベント。
ジュエリーの概念や素材にとらわれない、自由なデザインの愉しみを教えてくれるお気に入りを見つけに、ぜひ足を運んでみては。
< 出展ブランド >
《adachiyukari.(アダチユカリ)》
ベーシックな形状を立体的に再構成する中で生まれる、最小限の美しいフォルムが特徴的。うつろいゆく思考や人々の関係性など、個人的かつ普遍的な「かたちの無いもの」をジュエリーへ視覚化することを試みている。身につけることで、自身のメタファーとして機能するような作品づくりを目指している。
*デザイナー在店日:7月28日(日)
《bubun(ブブン)》
陣信行と陣めぐみによる《bubun(ブブン)》。「部分」から「部分」へと跳躍する絶え間ない美の獲得・発見の一つの起点となりうる作品を作ることを目指している。その作品があらゆる意味において身に着ける人自身の “部分” となることを願って製作している。
*デザイナー在店日:7/27(土)、7/28(日)
《januka(ヤヌカ)》
ニューヨーク、オランダでプロダクトデザインを学んだ中村穣によって、2012年に立ち上げられたジュエリーブランド。地金や天然石のほかに、ミラーや双子のパールなど様々な素材を使用し、ジュエリーに対する素材や技法への先入観に捉われない「お手本から少しずれた」をコンセプトにしている。
*デザイナー在店日:7/27(土)
《KAORI JUZU(ジュズカオリ)》
デンマーク、ボーンホルム島にてゴールドスミス(彫金師)として、主に銅や鉄に七宝をあしらったジュエリーを制作。少し古いデンマークの言葉「klenodie / クレノディエ」は、小さな宝物、ささやかな物、そして心を暖かくしてくれるものという意味。金属で作り出す「カタチ」に七宝の層を重ね合わせ「イロ」を加える、この二つの工程がうまく融合し、作品が「klenodie」になることができればと願っている。
《naoko ogawa(オガワナオコ)》
ベルリンを拠点にジュエリー作家として活動する一方、”drawig”シリーズを立ち上げ、「身につけた時に初めて完成するジュエリー」をコンセプトに、素材の重さのバランスが計算され、首から掛けた時にアシンメトリーなデザインが成立するネックレスなどのコレクションを発表している。
《SIRI SIRI(シリシリ)》
ガラス、籐、麻、木など、意外性を感じさせるマテリアルと伝統的な職人技術との組み合わせにより、コンテンポラリーな作品を発信するジュエリーブランド。ブランド名の《SIRI SIRI(シリシリ)》とは「鎖」を意味するスワヒリ語、silisiliに由来する造語。既成概念に縛られず自分の美意識に忠実な人の生き方に呼応し、そんな「自由の探求者」をこそ《SIRI SIRI(シリシリ)》の鎖で繋ぎ止めたい、という思いからこのブランドネームが生まれた。
《Small Factory Ring(スモールファクトリーリング)》
現代美術作家である田添かおりがデザインを手がけ、東京都大田区にある町工場が製作を行うアートジュエリー。産業向けに生産される小さな部品をヒントに、工業品とは対局的なジュエリーに注目し、知られざる精密で高度な技術を肌で身近に感じてほしいという願いでデザインしている。
*デザイナー在店日:7/13(土) 13:00-18:00
《Wolf & Moon(ウルフ & ムーン)》
イギリス人デザイナー、ハンナ・デイビスによるジュエリーブランド。すべてイーストロンドンのスタジオで手作りし、意外性のある素材と色の組み合わせ、幾何学的なフォルムのバランスにより、エレガントであり、カジュアルでもある不思議な世界観を持つデザインにファンも多い。V&A MuseumやSaatchi Galleryをはじめ、数多くのミュージアムショップにも選ばれている。
8 JEWELRY DESIGNS
日時:2019.7.12 fri. – 2019.8.8 thu. 11:00-19:00
場所:LIVING MOTIF
住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル
URL:https://www.livingmotif.com
問い合わせ先:03-3587-2784