2018年1月28日(日)〜2月3日(土)の間、東京藝術大学 美術学部の卒業・修了作品展が、東京都美術館や大学美術館、大学近隣にて開催。
まだ見ぬ新しい才能との出会い、高い手工芸性を発揮する作品の数々を楽しめると話題の本卒業・修了作品展は、今回で66回目を迎えた。
美術学部全科が上野に一堂に会し、東京都美術館、大学美術館、陳列館や正木記念館、大学会館、また、学内の各科の特徴のあるアトリエのスペースや屋外のロケーションなど幅広いエリアで構成された見応えのある展覧会で、来場者は一日かけて様々なジャンルのアート作品を楽しむことができる。
彫金専攻4年の波夛野千尋さんは、真鍮を何層にも繊細に切り出し、煙のように漂わせたヘッドピース「煙に巻く」を出展。頭に自他の様々な思考が巡らされる事で人の本心が見え隠れする事をコンセプトに制作されたこの作品は、真鍮に施された様々な加工により、多彩な表情を垣間みることができ、素材の新しい可能性も感じさせる。
未来に向かって輝く卒業・修了生の新しい感性、他にはないエネルギー溢れるイベントに、この週末ぜひ足を運んでみて。
EVENT DATA
日時:2018.1.28 sun. – 2.3 sat. 9:30-17:30(入場は17:00まで)※最終日 -12:30(入場は12:00まで)
場所 :
学部:東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36)
大学院:大学美術館・大学構内(東京都台東区上野公園12-8)
URL:https://diploma-works.geidai.ac.jp