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見る角度により虹色に変化する光を放ち、文豪シェークスピアの小説では”宝石の女王”とも呼ばれた「オパール」と、虹色を司る全ての色相を含め、宝石の中で最も多彩な色を持つ「トルマリン」。
芸術の秋を彩る10月の誕生石は、スタイリングに多彩な色と豊かな光を添えてくれます。
”色”に個性を託して、自分らしい一点を探してみるのもジュエリー選びの醍醐味。「オパール」「トルマリン」と一言で言っても、思いもよらない装いや配色のアイテムに出会うことができるのがこの二つの宝石ならではの楽しみ方です。
Opal – オパール
オパールといえば、角度によって変化が生まれる”遊色効果（プレイ・オブ・カラー）”により放たれる独特な光彩。その煌めきはなんとも幻想的で、小さなストーンの中に広がる世界についつい見入ってしまいます。
そんな遊色効果に注目が集まるオパールですが、同じオパールでもこの遊色効果が現れずに地色がそのまま見えるものもあります。これらは「コモンオパール」と呼ばれていますが、パステルやミルキーの色味が可愛らしく、こちらも人気を集めています。
宇宙の輝きを手元に《19un-neuf》のブラックオパール
まるで宇宙の彼方から地球を眺めたような、豊かな表情のブラックオパール。一つずつ表情の違うオパールを、一つ一つ丁寧に、デザインを考えながらデザイナーが選び抜きました。
厚みのある、希少なブラックオパールだからこそできるオリジナルな留め方により、360度どの角度からも光が差し込み、その奥行きに引き込まれそうになります。地球の周りに輝く星々にダイヤモンドを添え、オパールの豊かな表情を引き立てたデザインに仕上げています。
地球のRing ￥312,400 | https://19un-neuf.stores.jp/items/6013fc5e6e84d5118be94699
変形カットも魅力《Curva y Ruri JEWELRY》のボルダーオパール
小枝をデザインしたplantアームに、美しい羽根を持つ蝶がひとやすみしている姿をとらえたリング。ボルダーオパールは原石からオリジナルカットを施し、オパールには珍しい変形に仕立てています。
同じく神秘的な遊色を放つホワイトラブラドライトを添えることで、それぞれの遊色効果が増長しあい、惹きあう2石のバランス感をお楽しみいただけます。
ボルダーオパール・ホワイトラブラドライトリング ￥138,600 | Curva Salon：03-3725-2119 / maiko@curva-m.com までお問い合わせください。
独特な透明感が美しい《TOMOKO FURUSAWA JEWELRY》のイエローオパール
午後の太陽の光を集めたような優しい色味と、滑らかでトロンとした風合いが絶妙な存在感を放つイエローオパールのリング。遊色効果は持たず、単色で独特の透明感を持つ石として人気があります。
デザイナーの審美眼によって一点一点丁寧に選ばれた天然石を最大限美しく表現するため、石と指の空間に高さを持たせ、どの角度から見てもその色合いが引き立てられるようデザイン。石の透明度が引き立つ柔らかなマットゴールドのアームや、重ね付けをしても石同士が美しく収まるよう、計算され尽くされています。
イエローオパールリング ￥154,000 | https://culet-web.shop/?pid=162727230
Tourmaline – トルマリン
「全ての色を網羅する」と言われるほど、豊富なカラーバリエーションが魅力のトルマリン。
赤、ピンク、ブルー、グリーンはもちろん、黒から無色といったモノトーンカラーも存在し、色によって独自の名前を持つものもあります。深緑の「インディゴライト」や赤みを帯びた「ルベライト」、漆黒の「ショール」など、耳にすることはあってもトルマリンであることに気づきにくいストーンもあり、その多色には驚かされます。
心穏やかに導いてくれる《Shelby Aki》のグリーントルマリン
ブルーを帯びたような深いグリーンカラーが魅力のトルマリンを仕立てたリング。ずっと眺めていたくなるような深みのある鮮やかなグリーンのトルマリンは、覗き込むと見える小さなインクルージョンにもロマンを感じます。
石枠のサイドに繊細な紋様をデザインし、アームの片側のみカットを施したリングは《Shelby Aki》の象徴ともいえるアシンメトリーデザインが魅力。さまざまな角度からお楽しみいただけます。グリーンカラーの美しさを際立たせる華やかなK18イエローゴールド のリングは、カジュアルな装いにもよく映えます。
One n’ Only Green Tourmaline Ring ￥217,800 | https://www.shelby8.com/items/44490262
ピンクを愛するすべての人へ《TOMOKO FURUSAWA JEWELRY》のピンクトルマリン
ピンクトルマリンとピンクトルマリンをぎゅっと詰め込んだ、可愛らしさ溢れる一点ものリング。
一石でも十分に存在感のある石を、あえて大胆に、贅沢に組み合わせることで、同じピンクトルマリンでも、施されるカットによりガラリと変わる出立ちや、色味の微妙な差によりその奥に見える世界が異なることを存分に楽しめる一品です。
ピンクトルマリンリング ￥231,000 | https://culet-web.shop/?pid=169609937
とろけ合い調和する《Fillyjonk》のバイカラートルマリン
あざやかなピンクとグリーンのバイカラーに色づいたバイカラートルマリン。大きく占める鮮やかな緑色に対し、差し色のようにアクセントとなるピンク色が美しく、目を引くリングです。
結晶が成長する過程で環境の変化をうけ、色に影響する成分がそれぞれ別のタイミングで入り込むことでこの色彩が生まれますが、色の組み合わせもその結晶ごとに異なるので、全てが一点物の、まさに地球が生んだ芸術品。天然石の美しさはそのままに、地金で描かれた樹の枝や絡みつく根を思わせるような繊細なフォルムは、型を取らずに一点ずつその時の石に合わせているので、世界にたった一つしかない全てがオリジナルのピースです。
Moss ring バイカラートルマリン リング ￥77,000 | https://culet-web.shop/?pid=166924877
さまざまな彩りと配色を楽しめる10月の誕生石「オパール」と「トルマリン」。誕生石としてはもちろんですが、深まる秋をスタイリングに取り入れるように、ジュエリーをカラーアクセントにしてみるのも楽しいですね。
デザイナーが一点一点丁寧に見つめ、選んだ天然石は、個性溢れるオンリーワンの存在。ビビッとくるものがあれば、その出会いの奇跡を見逃さないで。
