《ROYAL ASSCHER》「ダイヤモンドカッターの軌跡展」開催 – 銀座三越

2021.3.31

2021年4月7日(水)から20日(火)の間、銀座三越新館1階 アクセサリー《ROYAL ASSCHER(ロイヤル・アッシャー)》にて「ダイヤモンドカッターの軌跡展」が開催される。

1854年オランダ・アムステルダムで創業したダイヤモンドジュエラー《ROYAL ASSCHER(ロイヤル・アッシャー)》。

今回のイベントでは、ブランドのレジェンドとして誉れ高い、世界最大のダイヤモンド原石「カリナン(3,106ct)」カットに成功した際(1908年)のカット・研磨ツール、またその偉業を称え、英国王エドワードVII世より寄贈された銀杯を展示。160年以上に亘り「美しく輝くダイヤモンド」を生み出すために心血を注いできた、その真髄を体感できる。

9個の大きなダイヤモンドと、複数の小さなダイヤモンドに姿を変えた「カリナン」。最大の「カリナンI世 (530.20ct)」は英国王室の王笏に、2番目に大きな「カリナンII世(317.40ct)」は大英帝国王冠に飾られている。
1908年、「カリナン」カットの功労に報いるため、英国王エドワードVII世が特別に注文した銀杯。感謝の意とともに、大役を果たしたアッシャー社4名の名が手彫りされている。この銀杯は、シャンパンクーラーとしても使用出来るよう作られており、シャンパンフルートを放射線状にセット出来るようデザインされている。

「カリナン」を調査するために特注された100倍の拡大ルーペ、「カリナン」カットで使用された、 金属製スティック及びダイヤモンドを固定する土台、あまりの硬さに折れてしまった刃など、実寸大の「カリナン」(レプリカ)と共に紹介。当時は、コンピューターやレーザーカット技術もなく、カットや研磨は、熟練した職人が蓄積した経験と知見をもとに、極めて原始的な技法により手作業で行われていた様子が窺える。

1:世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」(レプリカ)
3:ジョセフ・アッシャーが特注した専用ルーペ
6:「カリナンI世」のカットの際にダイヤモンドを固定した木製の土台
2:3つにカットされた、ダイヤモンド原石「カリナン」(レプリカ)
4:「カリナン」カットで破損した刃
5:「カリナン」カットに成功した刃

数々のダイヤモンドの歴史に残る偉業を成し遂げてきたカッティングジュエラー、ロイヤル・アッシャーの軌跡、ぜひ足を運んでその歴史に触れてみては。

1900年代初頭のオランダ本社

ダイヤモンドカッターの軌跡展
日時:2021.4.7 wed. – 20 tue. 10:00-20:00 ​※営業時間は変更になる場合がございます。
場所:銀座三越 新館1階 アクセサリー/ロイヤル・アッシャー
住所:東京都中央区銀座4-6-16
URL:https://www.mistore.jp/store/ginza.html
お問合せ:03-3562-1111(大代表)


Don't Miss