揺らぎやリズムを感る新スポット《LOUIS VUITTON》銀座並木通り店リニューアルオープン - 銀座

2021年3月20日、《LOUIS VUITTON（ルイ･ヴィトン）》銀座並木通り店がリニューアルオープン。

1981年から《LOUIS VUITTON（ルイ･ヴィトン）》が店舗を構えてきた同じ街角に、青木淳とピーター･マリノという2人の著名な建築家により大胆に生まれ変わった銀座並木通り店。2人が美の対話を紡ぎながら練り上げ、自然主義にインスピレーションを得た建物は、外観も内観も目を見張るような驚きに満ちている。

詩的ながらも遊び心に溢れ、揺らぎやリズムを感じさせる外観は、港湾都市としての東京に由来し、かつて海に突き出た砂洲だった銀座を想起させる水の要素が、なめらかに波打つ表面──変化する色彩が伝送されるガラスのファサードおよび特徴的な階段や作り付けの内装など──を通して表現。夕刻には、煌びやかに踊るような光の反射が夜空へと溶け込み、まるでイリュージョンを連想させると話題になっている。

4フロアにわたる店舗スペースは、1階にウィメンズのレザーグッズ、ウォッチ&ファインジュエリー、常設のポップイン･スペース、2階はウィメンズ･レザーグッズに加え、アクセサリーやトラベル、フレグランスのフロアに。また、3階にはプレタポルテやシューズなどのウィメンズ、4階はメンズ･アイテムで構成されている。

店内デザインはピーター･マリノによるもので、空間デザインの至るところに水の循環が表現されたメタファーが続き、店内を進むごとに水の流れを感じさせる曲線のカウンターや天井パネルが印象的。

6階はプライベートサロン専用フロア、そして最上階の7階にはルイ･ヴィトン初のチョコレートラインとなる「LE CHOCOLAT V（ル･ショコラ･ヴィー）」が4月下旬より順次オープン予定だ。

この銀座並木通り店では、新作から定番までメゾンのコレクションのフルラインナップを展開すると共に、オープンを記念し、2014年に「アイコンとアイコノクラスト：Celebrating Monogram」プロジェクトで川久保玲が手掛けたレザーバッグを再デザインした限定モデルを発表。エクスクルーシブなアイテムとして、全体に刺繍をあしらった「モノグラム」のシークインドレスや、ブルーとパープルのサファイアで美しいグラデーションを施したウォッチ「タンブールスリム」も用意される。