2019年12月6日(金)~12月25日(水)の間、恵比寿のgallery deux poissonsにて《ETSUKO SONOBE(薗部悦子)》のExhibition”Inclusion”が開催される。
ギャラリードゥポワソンでは、8回目となる《ETSUKO SONOBE(薗部悦子)》のExhibition。今回の展覧会は、素材、表現、技術、すべてが”Inclusion”という言葉で繋がっている。
「鉱物が長い時間をかけて成長する過程で取り込んだ内包物や包有物、そのインクルージョンは結晶の魅力となっています。そして”Inclusion(包括) は、様々な存在がそれぞれに成り立ち、それらが全体を成り立たせる関係を示す言葉でもあります。立体造形物として、ジュエリーが無理なく、どのように関わっていくことが出来るか。違う要素がそれぞれに関わることで、新たな繋がりの表現を生み出すことを考えました。今回は貴石彫刻家の詫間康二氏の技術と造形感覚が、作品を生み出すことに繋がっています。作品が完成するまでの過程の尊さを感じています」と、薗部氏は語る。
宝石を作る際には省かれてしまうような石をあえて好み、近年は永い時をかけて自然が造り出した結晶の美しさそのものを、作品に取り入れてきた《ETSUKO SONOBE(薗部悦子)》。本展では新作20点をはじめ、以前から人気の高いシリーズのリングやピアスなども約50点も紹介する。
12月6日 (金) には、作家を招いてのオープニングレセプションも開催する。ぜひ、この貴重な機会にギャラリーに足を運んでみては。
作家在廊日
2019.12.6 fri. 12:00-19:00
2019.12.7 sat. 13:00-18:00
2019.12.14 sat. 13:00-18:00
2019.12.21 sat. 13:00-18:00
2019.12.22 sun. 13:00-18:00
Opening Reception 2019.12.6 fri. 18:00-19:00
ETSUKO SONOBE / 薗部悦子
1976年、武蔵野美術短期大学工芸デザイン専攻科卒業。企業が手がけるジュエリーなどの商品開発にデザイナーとして携わるとともに、自身のジュエリーブランド「etsuko sonobe」を展開。天然石と貴金属の魅力を最大限に引き出すデザインと、丁寧な手仕事によるコンテンポラリーなジュエリーを制作。国内外での個展やグループ展、アートフェアなどで作品を発表している。日本のコンテンポラリー界を牽引する存在。主な展覧会に、フォルツハイム美術館「ORNAMENTA 1」、東京国立近代美術館工芸館「ジュエリーの今、変貌のオブジェ」など。作品は、National Museum of Sctottland、The Marzee collection などに収蔵されている。
ETSUKO SONOBE Exhibition”Inclusion”
日時:2019.12.6 fri. – 12.25 wed. 12:00-19:00 (Closed on Monday)
場所:gallery deux poissons
住所:東京都渋谷区恵比寿2-3-6
URL:http://www.deuxpoissons.com/index.html
問い合わせ先:03-5795-0451