2024年7月27日(土)~8月4日(日)の間、恵比寿のgallery deux poissonsにて《bubun(ブブン)》のエキシビジョン「BLUR」が開催されます。
ガラスを編むことで生まれるbubunのユニークなジュエリー
ガラスを素材にしたミニマムでコンセプチュアルなジュエリーで知られるbubunは、ガラス工芸を学んだ陣めぐみと平面作品を制作してきた陣信行による2016年にスタートしたジュエリー制作ユニット。「部分」が持つ美しさや可能性にフォーカスし、一つ一つ焼成後、研磨して形を整える長いプロセスを経て作られるガラスのパーツを糸で編み上げるというユニークな手法によって、他に類をみないジュエリーを生み出しています。
ジュエリーは身体とそれを取り巻く環境との境界にあって、無色透明のガラスはその境界を曖昧にしながらそれぞれの領域をゆるやかに結び付けることができ、さらに編むことによってガラスが動的な存在となると二人は考えています。
矩形の光の陰影が美しい新作blur
新作「blur」は、ガラスブロックのような矩形のパーツで構成されたブローチやピアス、ペンダントのシリーズ。
ぼかし、にじむ、かすむ等を意味するblur。透明であることはガラスの大きな特徴であり魅力ですが、あえてぼかすような表現を取り入れることによってこんなにも豊かな表情を引き出しています。
カットが施されたパーツがモザイク状に編み上げられることで、リズミカルな陰影と美しい幾何学パターンを創出。直線的なモチーフのなかの丸みを帯びた角やわずかに揺らぎのあるテクスチャーが手仕事を感じさせてくれます。
光や周囲の色を反射して身に着ける人を彩りながらも自然と肌に馴染むようなbubunのガラスジュエリーは、着用性にも配慮され、編むことでしなやかさが生まれているので安心して身に着けていただけます。
本展では、「blur」シリーズに加え、以前から展開している「organ」シリーズの個展限定バージョンやその他の定番ラインも一堂に並ぶ貴重な機会となります。ガラスの特性とガラスを編んで作るジュエリーの可能性を探究し続けるbubunの新境地を目にできそうです。
作家在廊日:
7月27日(土) 12:00–18:00
7月28日(日) 12:00–16:00
8月4日(日) 14:00–18:00
※在廊日時は変更する可能性がございますので、最新の情報はSNS、もしくはギャラリーに直接お問い合わせください。
bubun / ブブン
bubunはガラス工芸を学んだ陣めぐみと平面作品の制作を続けてきた陣信行によるジュエリー制作ユニット。2016年に活動を開始し、その後国内外で作品を発表。2019年、工房拡張のため神奈川県横浜市から山梨県甲府市に移転。甲府では約5年にわたり制作活動を続ける。現在は静岡県伊東市に移り住み、大室山にほど近い工房で制作を続けている。
bubun Exhibition BLUR
日時:2024.7.27 sat. – 8.4 sun. 12:00-18:00 ※Closed Monday
場所:gallery deux poissons
住所:東京都渋谷区恵比寿2-3-6 1F
URL:https://deuxpoissons.com/exhibition/bubun-exhibition-blur/
お問い合わせ:03-5795-0451
※ 会期中一部の作品は、ONLINEからもご購入いただけます。(販売開始予定日時:7. 31 wed. 12:00 -)
https://gallerydeuxpoissons.katalok.ooo/ja